岡田 唯男

family medicine

米国家庭医の提供するケアの現状(現状追認と理想論の狭間で)

scope of practice =診療範囲 のこと。「家庭医の診療範囲」を定義するのはかなり困難なことです。診療範囲によって定義されないのが家庭医の定義,という意見もあるぐらいなので。他の専門領域ではあまり議論にならないテーマではないで...
family medicine

ケアの継続性ということ

法人が地域の医療機関向けに発行している「がん地域連携室だより」が今回から「地域連携室だより」と名前を変えることになりその第一号ということで、原稿を書かせて頂きました。プライマリケアをやる立場にありながら、ほぼ全ての紹介が集まる第3次医療機関...
family medicine

星投げびと ’It made a difference for that one’

家庭医として駆け出しの頃に指導医から聞いた話。どうやら出典はLoren Eiseleyという人類学者かつ文筆家のStar Throwerという話のようです。Loren EiseleyStar Throwerストーリーの概略を日本語で。昔々海...
family medicine

家庭医ってなあに(パンフレット) 家庭医促進協会

1991年に家庭医促進協会によって出版された 提言 日本に「家庭医」を という書籍がある。ほぼ20年前に,日本でも家庭医制度を,という動きを起こそうとして1987年に西浦天宣を理事長として設立された会による出版。  この書籍の中に「家庭医っ...
一般の方向け

石巻現状/支援報告3

ひきつづきN医師の報告です。先日NHKのニュースでも取り上げられていたクリニックですからご存知の方もいらっしゃるかもしれません。院長は週の半分を東京のクリニックのこりを石巻で診療されています。武藤先生が東京にいる間だけでも全国の家庭医、在宅...
一般の方向け

石巻現状/支援報告2

ひきつづきN医師からの報告をそのまま貼ります。(ただし大規模仮設などは特にいろいろな人が訪問する。行政だけでなく、NPOなどのボランティア団体が声をかけて回る。一日5-6回トントンとドアを叩かれるよう。仮設住宅にはもちろん呼び鈴などはなく、...
一般の方向け

石巻現状/支援報告1

うちの後期研修医Nが院外研修(選択研修)の期間を利用して1週間、石巻の支援(主として在宅訪問診療)にいってきました。震災後半年、復興は新たな段階に入ります。ほとんどの被災者が仮設住宅に入居済みとなることで、*外見上はきれいな仮設住宅がならん...
family medicine

鉄蕉会 ファミリークリニック館山(KFCT)・フェロー/スタッフ募集のご案内です

鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山(KFCT)・フェロー/スタッフ募集のご案内です転載大歓迎です。亀田ファミリークリニック館山家庭医後期専門研修プログラムでは*フェローシップ (家庭医療学アドバンスド:2年程度)*スタッフ、幹部候補生*開...
研究

溶連菌スコアをそのまま使用しない。

昨日発表の論文。検査後確率はあくまで検査前確率によって影響を受けることの確認。溶連菌咽頭炎のMcIssacスコアが,◯点なら溶連菌の可能性◯%、とそれだけが一人歩きしているが,それはあくまでその研究がなされた環境の検査前確率と自分の臨床環境...
career development

講演、執筆などの実績を少しupdateしてあります

連休に少しだけ時間があったので。ブログの右コラム一番上,もしくはトップメニューからのプルダウンでみられます。