家庭医療

臨床(疾病各論)

【有料級?】日米の脂質異常症(動脈硬化性疾患予防)のガイドラインを比較しながらもう一段深読みしたら日本のガイドラインが@#%&!だった件(スタチンの適切な使い方深掘りその2)

はじめにこれは仮定に仮定を積み重ねたフェルミ推定である。突拍子もない結論に見えるかもしれないが、一応ロジックの積み重ねでそこに至っている。かなり深掘りをしているので、的外れな議論はしていないはずだが、学術的な自信があるならブログではなく学術...
研究

低リスク群へのスタチン一次予防投与は無益、または有害かもしれないという結果の論文14本+1 (スタチンの適切な使い方深掘りその1)

はじめに前回の米国の新しいガイドラインにおいてスタチンの一次予防の開始閾値は厳密にスタチンによる利益1人に必要な最小人数(NNT)、とスタチンによるNODM(new onset DM)という害の1人発症に必要な最小投与人数(NNH)が拮抗す...
臨床(疾病各論)

知らないとマズい『LDLが高いから治療』からの卒業 〜 2026年ACC/AHA脂質ガイドラインをこれ以上わかりやすく書けないレベルで最速コソ勉

はじめに米国脂質異常症の診療ガイドライン、実に8年ぶりのアップデート(2026・3・13公開)丸1日半ぐらい、notebook LMの力を借りて、内容を把握しました。(私の「読む」という定義は何十年も前にみなさんの想像するものとは異なってい...
臨床(疾病各論)

そろそろ「この薬エビデンスあるよ」でドヤ顔やめませんか? – POEMとDOE:30年以上前の「古くて新しい」話 –

はじめにこの話は、岡田唯男. エビデンスは「あればいい」じゃないんです!医療界常識の非常識46 監修:竹村 洋典 ドクターズマガジン. No180. Oct 2014. P13. (以下の民間医局コネクト でも閲覧可能 )その前には岡田唯男...
家庭医療

家庭医療 / プライマリ・ケアは本当に儲からないのか? (2) ROIの観点から考える

はじめにこれは社会的な効果というより、病院、医療法人などの経営に関与する方々にぜひ読んでいただきたい考察。ここまでの下記2本ではプライマリ・ケアが生み出す収益効果(直接収入以外)についてまとめた。今回はいわゆるコスパ、正確には、ROI (r...
家庭医療

患者登録制度について、ありか、なしかの二択で議論するのはそろそろ終わりにしませんか?(オンラインジャーナルクラブ)

はじめにいわゆる患者登録制(registration)に対する日本医師会のスタンスについては、フリーアクセスは、国民の受療権を守る『金看板』であり、これを崩しかねない登録制導入は、組織の総力を挙げて阻止すべき『絶対防衛ライン』となっている、...
家庭医療

スコットランドのGPに読まれた2025年発行の181本の論文

はじめにAIの定期巡回が知らせてくれなければ、おそらく知り得ることのなかった情報源。General Practice Current Awareness Bulletin 2025 についての紹介。2ヶ月に1回10ページ前後、20−30本の...
家庭医療

AIにおけるフレーム問題とは何か?

はじめにここでは、家庭医がAIに仕事が奪われることのない理由の一つとしてのフレーム問題を紹介しています。しかし、なぜ、フレーム問題が根拠で、家庭医がAIに仕事が奪われることのないのか、についての理由はここで説明していません。家庭医療の本質を...
家庭医療

医学生・研修医向け 質問集 ― 専門科選択前に考える「家庭医療」― FAQ for Medical Students and Residents: Before Choosing a Specialty

はじめに40弱の想定質問を挙げていますが、ここには(今は)質問の答えはありません。期待された方には申し訳ありません。順次回答を作成していく予定です。業界の先輩に会った時や、見学に行った時、何を聞いていいかわからない時などの参考にしましょう。...
家庭医療

退院後の早期GPによるフォローアップの有用性に関する論文15本(うちコア論文5本)

はじめに本レビューのきっかけは、下記の記事Seven Days That Save Lives: Why Early GP Follow-Up After Hospital Discharge Must Become Standard Pr...