学術活動

臨床(疾病各論)

【有料級?】日米の脂質異常症(動脈硬化性疾患予防)のガイドラインを比較しながらもう一段深読みしたら日本のガイドラインが@#%&!だった件(スタチンの適切な使い方深掘りその2)

はじめにこれは仮定に仮定を積み重ねたフェルミ推定である。突拍子もない結論に見えるかもしれないが、一応ロジックの積み重ねでそこに至っている。かなり深掘りをしているので、的外れな議論はしていないはずだが、学術的な自信があるならブログではなく学術...
研究

低リスク群へのスタチン一次予防投与は無益、または有害かもしれないという結果の論文14本+1 (スタチンの適切な使い方深掘りその1)

はじめに前回の米国の新しいガイドラインにおいてスタチンの一次予防の開始閾値は厳密にスタチンによる利益1人に必要な最小人数(NNT)、とスタチンによるNODM(new onset DM)という害の1人発症に必要な最小投与人数(NNH)が拮抗す...
医療制度・公衆衛生

家庭医療 / プライマリ・ケアは本当に儲からないのか? に関する論文9本+α(オンラインジャーナルクラブ)

はじめに先日以下の記事を作成して、皮膚科、遺伝子カウンセリング、消化管内視鏡など他領域についての下流収益の論文は複数ありますが、プライマリ・ケアに関するものはほぼこの一本といえるでしょう。と書いたのだが、その後再度調べたら、出るわ出るわ。。...
医学教育

医療プロフェッショナリズム教育に関する重要論文26本

はじめに独断と偏見で選定していますが、大きな抜けはないと思います(あればお知らせください)星の数も主観ベースですプロフェッショナリズムを学ぶ、習得する側が知るべきことが書かれているわけではありません。キーワード:professionalis...
医療制度・公衆衛生

下流収益(downstream revenue)の解析(オンラインジャーナルクラブ)

はじめにプライマリ・ケア部門が赤字構造だから、なんとかするように、と言われた経験のある人は多いかもしれません。下流収益(downstream revenue)の考え方、日本ではほとんど知られていませんが、極めて有用な考え方なので、紹介してお...
研究

米国家庭医療研究の「戦略地図」― National Family Medicine Strategic Plan for Research (NFMSPR)を起点に

はじめに米国家庭医療における研究のStrategic Planは、NAPCRGとADFMを中核とする複数のリソースの束として立ち上がってきたものである。本記事では、発行順と包含関係を踏まえて、「全体像 → 戦略の中身 → 具体的な実装・ツー...
家庭医療

スコットランドのGPに読まれた2025年発行の181本の論文

はじめにAIの定期巡回が知らせてくれなければ、おそらく知り得ることのなかった情報源。General Practice Current Awareness Bulletin 2025 についての紹介。2ヶ月に1回10ページ前後、20−30本の...
研究

業績(2025年)

備忘録として。学会発表や商業誌は抜け落ちがあるかもしれません。原著(査読あり)栗原史帆, 末光徳匡, 近藤慶太, 安田幸矢, 臼井亜紀子, 岡田唯男. ICT技術を活用したShared maternal care拡充の取り組み―産科医と家庭...
研究

三つ子の魂が医師の診療行動(医療費)に与える刷り込み効果 オンライン・ジャーナルクラブ

はじめに政府が、日本の医療費についてなんとかしたいと考えているなら、若い医師にどのような地域で、どのような研修を受けてもらうかについて真剣に考えた方が良いかもしれません。医療経済学と医学教育の交差点で、研修環境が若手医師のキャリアと診療行動...
家庭医療

誰が本当にプライマリ・ケア を担うのか?(内科や小児科は担っているのか?)

先日のエントリー*家庭医を選択した93.6%はプライマリ・ケアの実践をしているが、内科を選択した学生でプライマリケアの診療にとどまるのは48.1%、に続いて、類似論文の紹介— ORIGINAL ARTICLES —Mark Deutchma...