医療制度・公衆衛生

家庭医療

家庭医療 / プライマリ・ケアは本当に儲からないのか? (2) ROIの観点から考える

はじめにこれは社会的な効果というより、病院、医療法人などの経営に関与する方々にぜひ読んでいただきたい考察。ここまでの下記2本ではプライマリ・ケアが生み出す収益効果(直接収入以外)についてまとめた。今回はいわゆるコスパ、正確には、ROI (r...
医療制度・公衆衛生

A Practical Reading Guide to the Japanese Health System, Primary Care, and Medical Japanese : For Visiting Clinicians and Students coming to Japan

Planning an observership or short training in Japan is much easier if you first understand how the system works, how pri...
医療制度・公衆衛生

家庭医療 / プライマリ・ケアは本当に儲からないのか? に関する論文9本+α(オンラインジャーナルクラブ)

はじめに先日以下の記事を作成して、皮膚科、遺伝子カウンセリング、消化管内視鏡など他領域についての下流収益の論文は複数ありますが、プライマリ・ケアに関するものはほぼこの一本といえるでしょう。と書いたのだが、その後再度調べたら、出るわ出るわ。。...
医療制度・公衆衛生

下流収益(downstream revenue)の解析(オンラインジャーナルクラブ)

はじめにプライマリ・ケア部門が赤字構造だから、なんとかするように、と言われた経験のある人は多いかもしれません。下流収益(downstream revenue)の考え方、日本ではほとんど知られていませんが、極めて有用な考え方なので、紹介してお...
家庭医療

患者登録制度について、ありか、なしかの二択で議論するのはそろそろ終わりにしませんか?(オンラインジャーナルクラブ)

はじめにいわゆる患者登録制(registration)に対する日本医師会のスタンスについては、フリーアクセスは、国民の受療権を守る『金看板』であり、これを崩しかねない登録制導入は、組織の総力を挙げて阻止すべき『絶対防衛ライン』となっている、...
Online Journal Club

プライマリ・ケア医は世界中で危機的に不足している

はじめにオンラインジャーナルクラブですLawson E. The Global Primary Care Crisis. Br J Gen Pract. 2022 Dec 21;73(726):3.​論文の位置づけと概要対象論文は、英国 B...
家庭医療

家庭医療の未来(The Future of Family Medicine):米国における変革プロジェクトの概要

はじめにてっきりこの重要な報告書についてどこかで書いていたと思い込んでいましたが、どうやら勘違いだったようなので、すでに20年近く経ってしまっていますが、現在の家庭医療の流れを作った報告書で、今日的な意義も高いので、改めてここにまとめておき...
医学教育

日本の医師義務年限・地域枠制度と定着効果に関する学術論文レビュー

はじめにfacebookに「地域医師」制度を創設 不足解消へ10年勤務義務化 韓国 12/16(火) 20:31配信 という記事を投稿したら、韓国の友人医師からI know you have a long history of this s...
研究

三つ子の魂が医師の診療行動(医療費)に与える刷り込み効果 オンライン・ジャーナルクラブ

はじめに政府が、日本の医療費についてなんとかしたいと考えているなら、若い医師にどのような地域で、どのような研修を受けてもらうかについて真剣に考えた方が良いかもしれません。医療経済学と医学教育の交差点で、研修環境が若手医師のキャリアと診療行動...
FD(faculty development)

内科と総合診療のダブルボードは(短期間暫定的に)容認した方がよい「かも」しれない。。

はじめにダブルボードとは2種類の(基本的な)専門医資格の取得を意味する。基本的には自分はダブルボードは絶対反対ではないが、やるなら質も担保を前提とした厳密な条件とともに行うべきであるという消極派である。ここでは総合診療と内科のダブルボードの...